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「昔の写真をみせたいなあ」

2026/05/15
DAILY STORY

TANJA農園の溝内です。

日本と異なり、タンザニアでは肌寒い日々が続いています。

TANJA農園は、3つの農園から成り立っています。
Tanzania | OSTI GLOBAL

その一つ、Tingatinga(ティンガティンガ)農園にある事務所・総務の若手エノッキがぼそっといいました。

「昔の写真を(他のメンバーにも)みせたいなあ…」

彼がいった昔の写真とはたぶんこの写真のことだと思います。私たちが農園全体の管理を始めた頃のTingatinga(ティンガティンガ)の倉庫には、壊れたトラクター、さまざまな建築資材、農業資材などが散乱していました。この写真も、すでに少しずつ片づけを始めていたころなので、最初はもっとひどかった…。少しずつ物を分類し、要不要を判断し、片付けました。予算をつけて部品を探し、死んでいたトラクターも数台復活させました。

その後、TANJA農園に新しい仲間が増えました。その内の一人が前述のエノッキです。(彼のことはまた別の記事にしたいと思います)。今週は彼と一緒に農園を回ってさまざまな作業の進捗を確認しており、今日はTingatinga(ティンガティンガ)の倉庫の視察をしていました。現在の倉庫は次のような写真の状態です。ほぼ同じ場所で取った写真です。

現在は、棚が入り資材ごとに分類され、そして在庫が管理されています。

日本の倉庫の写真を見せ、医療現場で行われている整理整頓の手法などを紹介し、若い職員数名に作業を任せました。彼らは物を引っ張り出し、分類し、そして棚づくりを農園の大工に依頼し、その木材を農園のなかで探し、大量のごみを回収業者に引き渡し、そしてこの状態にまで持ってきました。

整理整頓するだけではなく、トタン屋根の一部を透明のものにして倉庫内を明るくし、そして蹴破れそうな扉を鉄製にし、盗難も防止。倉庫はどんどんキレイになっていきました。

いまではセメントやその他の建築資材も棚やパレット(保管・運搬用の台。これも社内で製作)の上に整然と並んでいます。農業資材は、分類され整理整頓した状態で倉庫に保管されています。

私が伝えたのは、世の中にはきれいな倉庫があるよということだけ、彼らはそこから自分たちで試行錯誤し、他の職員を巻き込み、誰かに誇りたいと思える倉庫に変えたのです。

そして、改善した倉庫を改めて眺めて、思わず漏れたエノッキの発言。職員一人一人が、自分達の仕事ぶりを誇りに思っていることを感じています。