年末のご挨拶

【トップ写真:TANJA農園でもマカダミア・ナッツの定植完了】
OSTI Groupへご支援をいただいているみなさま、
- 年の瀬もいよいよ押し迫って参りました。
- みなさまの多大なるご支援をいただきOSTI Groupは今年も大きく前進を重ねることが出来ました。心より御礼申し上げます。
タンザニアのTANJA農園では現場の努力が次々と実り、主力のコーヒー収量が240トンを超える予定となり、OSTI Groupにとって本格ビジネス展開の幕開けの年となりました。
また、来年以降の継続的な事業実施の為に重要な布石となる10万㎥級のダムも2年越しの工事を経て完成し、コーヒー圃場、アボカド圃場に安定的に水を提供する事ができる体制を整えています。これを更に押し進め、安定的な水供給に加えて環境面でも貴重な水資源の管理という観点から現場の知恵を更に絞って進めていきます。
その他にもレインフォレスト認証の取得、電気フェンスやゲート整備などのインフラ整備、そしてマカダミア・ナッツ28,000本の苗木定植完了(トップの写真)など安全安心な農園運営への数々の努力を積み重ねて参りました。
【今年収穫した豊作のコーヒー】

【新たに完成した広大なダム】

【レインフォレスト認証取得、貢献したチームメンバー】

一方、ルワンダにおいても重要な進展がありました。国連機関の国際農業基金IFADと農林水産省による「民間セクター・小規模生産者連携強化「ELPSプロジェクト」の第2号案件として私たちのRwanda Nut Companyの提案が採用されプロジェクトが起動しました。今夏のTICAD9においてはRwanda Nut CompanyとOSTI Japanによって、当プロジェクトのご紹介をし、関係業界から非常に大きな反響をいただきました。
【TICADでのプレゼンの様子、ルワンダでの活動紹介】

このELPS第2号案件は、ルワンダの小規模マカダミア農家の有機認証取得を私たちがサポートすることで、高付加価値な市場へのアクセスを可能にすることを目的としています。Rwanda Nut Companyの長年に渡る有機マカダミア・ナッツ生育・管理の経験知識、そしてそのルワンダでの安定した経営実績とOSTI Groupの日本市場含むグローバルなビジネス・コミットメントが高い評価を受けました。
このプロジェクトを通じRwanda Nut Companyは地元の小規模有機マカダミア農家へのアクセスを格段に強化し、日本や世界への有機マカダミア・ナッツ商品展開をルワンダの小農と共に飛躍的に押し進めることができるようになります。
【Rwanda Nut Companyのメンバー、ELPS第2号案件にも注力】

来年はOSTI Groupの飛躍の年になります。
TANJA、Rwanda Nut、そしてOSTI Japan、OSTI Groupスタッフ一同、力を合わせて前進して参ります。変わらぬご支援、お付き合いのほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
また、みなさまにおかれましても素晴らしい年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。
- ダイレクター
- 小森 英哉